金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
先人たちの知見を結集した統計学の一種である風水。そこには数千年にわたる膨大なデータから割り出した「最適な家づくりのレシピ」が存在します。
当サイトでは、風水の専門家で住宅会社社長でもある山根維随(やまねいずみ)先生にご協力いただき、風水を上手に取り入れた土地探しや家づくりについてご紹介します!
風水を取り入れた家づくりを成功させるために、気を付けるべきは土地探し、間取り決め、設計です。
土地を探す上で覚えておくべき風水や、間取りを決める際に取り入れるべき風水、仕様決めなども含めた設計の参考になる風水を取り入れた家の施工事例をまとめました。
土地探し
風水を取り入れるなら土地探しが重要です。どんなに風水的に良い間取りであっても、悪い土地の上に家を建てるのでは意味がありません。土地の良し悪しは周辺環境によっても異なりますが、風水的に良いまたは悪いとされている立地についてご紹介します。
間取り決め
土地が決まったら、いよいよ家づくりが本格化します。間取りも風水の重要なポイントです。一般的に「良い」とされている風水が、現代の生活に合わなくなっていることもあります。後悔しないよう、風水と住宅の専門家の見解を確認してみましょう。
設計、建築
壁や床材、キッチン、浴槽などの仕様決めをして、予算に合わせた設計をしてもらったら、いよいよ職人さんによる家づくりが始まります。風水を取り入れた家の施工事例を見て、実際にどのような家を建てれば良いのかといったイメージを膨らませましょう。
山根先生の風水講座
風水に無頓着な住宅会社は少なくありません。住宅のプロであっても、風水のプロではない人がほとんどですので、お客様の要望に応えているうちに、風水的にNGだらけな間取りになってしまう…なんてことも。
また、せっかく良い間取りをつくっても、悪い土地の上に建っていたら台無しです。
家づくりを成功させるためにも、風水の知識があり、土地探しも手伝ってくれる住宅会社を探しましょう。
風水的に良い・悪いとされる土地があります。どんなに間取りにこだわっても、土地の条件が悪いと台無しです。また、ネット上に出回っている土地の良し悪しに関する噂には、根拠のないものも見られます。
風水に精通した住宅のプロに、土地の良し悪しについて聞いてみました。
南東角地は風水的にも吉相。自然光がたっぷり入り、風通しも良く、健康運のアップも期待できるといわれていますが…専門家の見解は?
風水的に見た角地の良し悪しを確かめる変形した土地、特に三角地は風水では大凶相。三角の尖ったところに殺気があると捉えられる。といわれていますが…専門家の見解は?
風水的に見た三角地の良し悪しを確かめる風水的には凶。気の通り道である道路の突き当りは「槍殺(相殺)」「路沖殺(ろちゅうさつ)」と呼ばれ、良くないとされていますが…専門家の見解は?
風水的に見たT字路の良し悪しを確かめる日当たりや風通しも悪くなりがちで、良い気が入りにくいといわれていますが…専門家の見解は?
風水的に見た旗竿地の良し悪しを確かめる家の東か西をきれいな川が流れていれば吉相。北や南を流れる川や、汚れた川は凶相といわれていますが…専門家の見解は?
風水的に見た川沿いの良し悪しを確かめる陰の気が強く、生気が失われたり、物事を衰退させるとされています。特に、家から墓地が見える土地は凶相といわれていますが…専門家の見解は?
風水的に見た墓地周辺の良し悪しを確かめる山根先生の風水講座
ネット上で、風水的に良い・悪いとされている土地の条件はたくさんありますが、必ずしも正しいとはいえない内容も多く出回っています。というのも、風水はさまざまな要因をもとに導き出すべきものだからです。
一見、似たような土地であったとしても、周辺環境などが違えば、異なる結果が出ることもあります。
ネット上の噂を鵜呑みにして一喜一憂するのではなく、専門家に相談することをおすすめします。
ネット上に溢れる間取りの風水(家相)は本当に正しいのか!?
注文住宅と風水の専門家である山根先生に、風水的に良いとされている間取りを解説していただきました!玄関は?トイレは?気になる場所ごとに詳しく説明します。
まずは一般論をチェック!
玄関は気が入ってくる重要な役割を担っている場所。玄関が良くないと家運に影響を及ぼすといわれています。金運アップを狙うなら、東、東南、南、西、西北の吉方位に。鬼門である北東は避けたほうが良いのだとか。余計なものがなく、整理整頓された玄関が運気を呼び込むとされているので、明るく清潔感のある玄関を維持することが重要とのことですが…専門家の見解は?
まずは一般論をチェック!
風水では、あまり日当たりは重視されませんが、リビングはほかのどの部屋よりも日当たりを優先すべきだという意見が多く挙がっていました。東、東南、南なら◎。リビングの居心地が良いと、自然と家族が集まります。玄関からリビングを通ってそれぞれの部屋に行くような間取りが理想的だといわれていますが…専門家の見解は?
まずは一般論をチェック!
キッチンの吉方位は東、東南、西北といわれています。家族のエネルギーとなる食事をつくるためのキッチンには、明るさと風通しの良さが欠かせません。東にキッチンがあると、朝日も差し込み、料理をする人も元気になるので、家族の活力もアップするのだとか。鬼門や裏鬼門、西日が当たりやすい西、西南は避けたほうが良いと言われていますが…専門家の見解は?
まずは一般論をチェック!
トイレは不浄の場所であり、家のどこにあったとしても凶相になるといわれています。そのため、常に清潔感を保ち、空気を定期的に入れ替えることが大切です。家づくりの際には小窓を設けて換気しやすくしたり、照明を置いて明るくなるよう演出したりと、さまざまな気遣いが必要になるとか。加えて、トイレは冬になると冷気がこもり、体を冷やしがちです。「冷え」を感じないように明るい色を取り入れたほうが良いと言いますが…専門家の見解は?
まずは一般論をチェック!
湿気でカビが発生しやすく、土台や柱が傷みやすいといわれているのが浴室です。風通しを良くすることが大切で、方位で見ると北・東・西・東南が最適なのだそう。北方面は寒くなるので避けるのがおすすめです。また、浴室は体についている悪い運気を洗い流す場所という位置づけで、健康運や美容運に関係していると言いますが…専門界の見解は?
まずは一般論をチェック!
気の通り道と位置づけられている廊下。悪い気も良い気も通るため、明るく清潔にしていることが一番です。大きな家具を置いたり棚を置いたりはしないほうが良いでしょう。直線的な廊下だと悪いきを増幅させてしまう可能性があるため、廊下は曲線的につくるのが風水的には良いと言われていますが…専門家の見解は?
まずは一般論をチェック!
風水には「張り」と「欠け」の考え方があり、建物全体的で見た時、階段は「欠け」になるといわれています。1階からすれば天井、2階からすれば床を一部切り取ってつなげている通路なので、欠けが発生しているのだという一般論がささやかれているのです。そのため、階段はなるべくコンパクトに設計する方が良いと考えている方も少なくはありません。階段は本当に「欠け」に該当するのかどうか…専門家の見解は?
まずは一般論をチェック!
一日の疲れを癒すところである寝室は、玄関と同じくらい重要な場所だといわれています。寝室の風水が良くなければ日常生活や仕事にも支障が出るのだとか。一般論として、寝室をつくる際の吉方位は北・東・南西だとささやかれています。ベッドを置く位置も重要で、壁につけて配置することや北枕にすることなどがおすすめされていますが…専門家の見解は?
まずは一般論をチェック!
子どもの成長をより良いほうへ向かわせるためにも、子ども部屋は北・東・東南・南西に設けるのが良いとされています。とくに東は朝日の光が差し込むため、勉強やスポーツに対してのやる気がアップするそう。北は静かで勉強に集中させやすく、南西は落ち着いた子に育ちやすいと言われていますが…専門家の見解は?
まずは一般論をチェック!
屋根があっても壁がないバルコニーやベランダは建物に含まれないため、方位を気にする必要はないといわれています。ただ、より運気アップを狙ってバルコニーを設置したいなら東や東南向きにすると良いのだそう。南向きのバルコニーも一般論によると◎。では、本当にバルコニーは方位を気にせずにつくっても良いものなのでしょうか…専門家の見解は?
山根先生の風水講座
土地同様、間取りも方角だけを基準に考えるものではありません。周辺環境などによって良い方角というものは変わってきますから、「〇〇はこの方角が良い」という家相のパターンには当てはまらない場合も多いんですよ。
また、家相を参考にし過ぎるあまり、住みにくい家になってしまう可能性もあるので、注意が必要です。本当に吉方にこだわりたいのであれば、風水を基礎からしっかりと学ぶか、風水と家づくりに詳しいプロに話を聞いてみてください。
地鎮祭とは、家を建てる前に、工事の安全や家庭の繁栄を祈るための儀式です。神様にお供え物をし、祝詞をあげてお祓いをし、工事の無事を祈ります。一般的には、家を建てる土地の近所にある神社から神主さんに依頼し、式を執り行ってもらいます。
地鎮祭を行うにあたっては祭壇が必要になりますが、祭壇の飾り方には決まりがあるため、その手配は施工業者に依頼するのがおすすめです。
地鎮祭は、大安、先勝などの吉日を選んで行われることが多いようです。
家づくりと風水の専門家・山根先生が監修した「風水にこだわりぬいた家」の実例を写真付きでご紹介します。土地の見極めから家づくりまで、風水にとことんこだわった家だけを集めました。
金運アップ!?風水の間取りで順風満帆な家
大きな窓を設置してリビング全体に日の光が差し込むように設計されている、鴨川市のM様邸。玄関も採光を意識してつくられていて、家全体が光にあふれています。日が当たらない暗い場所はマイナスのエネルギーが留まるため、どこを見ても「採光」にこだわっていることが伝わるのがM様邸の魅力です。
「家がどのように建てられているのか」も大切ですが、M様と山根先生が今回とくにこだわったのは、良い土地探しだったといいます。鴨川市は特殊な土地事情を抱えていて、エリア内での土地探しは困難を極めたとのこと。どんな風水の観点で土地を見極めたのか、山根先生に伺いました。
施主に聞く!風水の家の暮らし
今回、M様邸を紹介させていただくにあたり、M様ご本人にもインタビューいたしました!
不動産投資家としてお仕事をされているM様はもともと「験担ぎ」を大切にされてきたそうです。家を建てる際には「良いといわれるものは取り入れたい」と考え、風水の家を建てる決心をされました。
そういった背景から、M様は山根先生が風水設計で建てられたモデルハウスをご覧になっています。もくもく村を見て回りながら、モデルハウスの空気感や山根先生の風水と向き合う姿勢に触れ、こちらで家づくりをしたいと考えるようになったそうです。
風水が幸運を呼ぶ!?
家族が仲良く暮らせる間取り
「施主に幸せになってほしい」という思いを抱いている山根先生は普段、より良い土地で風水設計の家を建てられるよう、土地探しから対応しています。
今回ご紹介する邸宅の施主・F様はもともと八千代市に土地をお持ちの方でした。そのため、山根先生は今ある土地を活かした家づくりをしなくてはならなかったそう。施工にあたり、山根先生はF様邸の敷地内を徹底的にチェックして、F様とご家族に良い影響を与えられる家づくりをされました。
「幸運が舞い込むように」という願いが込められた風水ハウスをぜひチェックしてみてください。
「せっかく家を新築するなら、風水も取り入れたいけれど…そもそも風水って何?」という方のために、風水の基本についてまとめました。
風水とは、およそ4,000年前に中国で発祥した、人間の行動や環境によって起こる結果から算出した統計学です。つまり、衣食住や行動などの環境と気のエネルギーを使って、運気をアップさせようというもの。
風水では、「環境が運を決める」と考えるため、環境を見直すことで、なぜ運が悪いのかを発見することができます。その原因を取り除き、良い気を取り込むことで、運気をアップさせることができるのです。
風水の良いところは、占いのように、ただ鑑定結果を聞くだけでなく、良い運気を呼び込むために、自分なりに努力をしたり工夫をして、良い方向に変えていけるという点です。
待っているだけでは何も変わりません。良い気を取り入れる風水を実践して、自分の力で運を開いていきましょう。
その風水の土台となる考え方である「陰陽五行説」「八卦」などについて、詳しく説明します。
風水の鑑定を始めるにあたって、まずは家の中心を求める必要があります。家の中心は、建物に張りや欠けがない(少ない)場合と、張りや欠けが大きい場合とで、求め方が違います。
家の中心が正しく求められないと、吉方位が違っていたり、鬼門にかからないと思っていたのがかかってしまったりと、鑑定結果に違いが出てしまうので、中心は正確に出すようにしましょう。
風水における「欠け」とは、建物や土地のへこんだ部分のことをいいます。逆に、建物の出っ張った部分は「張り」といいます。風水では、正方形や長方形など、四角形の土地や建物が吉相だとされているので、できれば、欠けのない土地や建物が理想です(方位にもよりますが、張りは吉相になることが多いです)。
とくに鬼門と裏鬼門の欠けは悪いといわれています。張りも、鬼門と裏鬼門にある場合は凶相になります。
汚れていたり、暗く、ジメジメしたところには悪い気が溜まりやすいといわれています。そのため、風水では掃除をして部屋をきれいにすることが欠かせません。
どの部屋も、きれいに掃除されていれば、それに越したことはありませんが、とくに、気の入り口である玄関、金運アップにつながるキッチン、汚れやすく薬が溜まりやすいトイレは、いつもきれいにしておくようにしましょう。
生活に風水を取り入れると、すべてを風水に従って行わなければならないと思ってしまったり、吉相になっていないと気がすまないということもあるかもしれません。しかし、風水を気にしすぎてしまうのはNG。せっかく風水を取り入れても、ストレスを抱えてしまったのでは、良い気にも気づくことができませんし、かえって悪い気を溜めてしまうことにもなりかねません。
風水は、自分の工夫次第でいかようにも変えられるのが一番の利点です。すべてを取り入れようとするのではなく、できる範囲で取り組むようにしましょう。
風水を取り入れて家づくりをするなら、一番重要視したいのは土地や間取りです。ただ、さらに万全にしておきたいと考えている方は、色が持っているパワーを利用してみると良いかもしれません。
たとえば、赤は勝負運、青は仕事運、緑は家族の健康運に作用すると言われています。風水のパワーはもちろんですが、特定の色をインテリアに取り入れることで気の持ちようが変化するので、色にも気を配ってみてはいかがでしょうか。
自分にとっていらない物と決別する良いきっかけになるのが「引越し」です。新しい環境に身を置くと、自分や家族を取り巻く運気を変えることができます。
一方で、引越しには人によって適したタイミングや方位があるのをご存知ですか?家族で引越す場合は、九星気学に基づいて一家の主の本命星(一白水星や二黒土星など)を調べる必要があります。九星気学で「定位」という年に当たる時は、家を建てないほうが良いと言われているため、引越す時はチェックしておくのがおすすめです。
風水・家相について調べていると良し悪しがたくさん書いてあり、迷ってしまう方も少なくはないでしょう。良し悪しで言えば、とくに注目したいのが「間取りのNGポイント」です。あまり良くない間取りにしてしまうと、家族が体調不良になることもあります。
「玄関の目の前に道路という設計は避ける」「建物に大きな張りや欠けをつくらない」など、間取りを決めるうえで避けるべきポイントは最低限チェックしておきましょう。
鏡は何千年も前から尊ばれてきました。神社ではご神体として鏡を祀っていることが多く、風水に限らず鏡は強いパワーを持つアイテムということは広く知られています。だからこそ、鏡の扱い方は気を配っておきたいもの。
たとえば、鏡は玄関正面を避けて左右どちらかだけに飾るのがおすすめです。真正面に配置してしまうと、玄関から入ってきた良い運気を跳ね返してしまいます。置き方ひとつで幸運を呼び込むこともできるので、鏡の置き方はぜひ知っておいてください。
風水において時計は人間関係や金運に作用するアイテムとして知られています。選ぶときに気を付けるべきなのは方角よりも形と素材。形は角がない丸い形のもの、素材自然の温かみや木のエネルギーが感じられる木製が良いとされています。
素材と方角の相性も意識することが推奨されており、木製の場合は「木」の方位である東に置くことが求められます。また、故障などで針が止まった時計をそのままにしておくのは良くありません。必ず時計はきちんと動く状態を保っておきましょう。
風水における明堂とは、外から入ってくる"気"を一時的にとどめて練ることで、その"家"に適した形に変化させる場(空間)を指します。神社と道路の間の境内のような、乱雑な気が行き交う道路と家の間にある空間が明堂なのです。例えば玄関と道路の間に設置される庭やアプローチが明堂の例として挙げられるでしょう。
明堂は駐車場のように何かを行うために作られた場所であってはならず、「気を練るための空間」として安置すべきとされています。
また、明堂とあわせて玄関の間取りもチェックしてください。明堂で整理された気が最初に入ってくる場所にあたるためです。玄関は「家の中で最も重要な間取り」といわれることもあります。
観葉植物はインテリアとして活用できるだけではなく、風水の観点から見ても役立ちます。そもそも風水では自然のエネルギーによって「気」の流れを良くすることが重要です。観葉植物には生命のパワーや大地のパワー、水のパワーなど自然のエネルギーが豊富に含まれているため、部屋に置くだけで運気アップにつながります。
ただし、無闇やたらに観葉植物を置いても意味はありません。設置する場所はもちろん、どの運気を上げたいかによって置くべき観葉植物は変わってきます。また、葉の「形」や「向き」といった種類ごとの違いも把握する必要があるのです。強い気を発するタイプがあれば、穏やかな気を発するタイプもあります。それぞれの特徴を理解した上でチョイスすることが重要なのです。
花は観賞用にとどまらず、風水の開運アイテムとして役立ちます。なぜなら、花は他の生き物と同じように「生気」を発しているからです。この生気は「気」を流れを良くしたり、悪い気を浄化したりするパワーを持っているため、花を飾るだけで運気アップにつながると考えられています。
ただし、効率的に運気をアップさせたいなら花と風水の関係性に着目し、双方の本質を理解しなければなりません。適切な花を選んだり、花を飾る環境をつくったりすることで、風水の効果をさらに引き上げましょう。
日本発祥の環境学である家相。風水をベースに、日本の気候や文化も組み合わさった考え方です。
宇宙のすべてを陰と陽に分けるという中国から伝わってきた考え方「陰陽五行説」に基づいており、方角によって吉凶が決定されます。
一方、風水自体は古代中国で生まれた環境学。風や水、大地などの自然が発生する気の流れにスポットを当てて、自然と調和しながら「気」の流れを活用して運気を上げるものです。風水では「住む人によって吉方位も変わる」という考え方もあり、住人の生年月日を参考に吉方位・凶方位を導き出して間取りを考えます。
家相と風水に共通しているのは、方位を重視する点。しかし、考えた方はそれぞれ異なります。
例えば鬼門・裏鬼門という考え方に基づくと、家相では北東・南東が「邪気が出入りする方角」とされているため玄関やトイレを配置するのはNG。反対に風水の考え方では、一概に凶方とは考えられていません。風水では建物の作りや地相、そこに住人などさまざまな情報をもとに吉凶は決定されます。そのほかにも、風水は玄関の向きやガスコンロの位置、家電の配置などのレイアウトが細かく定義されており、色を使った開運術が用いられているのが特徴です。
吉方位じゃないから、鬼門にかかっているから、良い気が入ってこないとあきらめるのはまだ早い!土地の風水を変えることはできないかもしれませんが、インテリアでも風水を取り入れて開運を目指すことはできます。
手軽に実践できる風水のインテリア術をまとめました。
風水では「張り」と「欠け」という考え方があります。張りは建物が一方に出っ張っている状態、欠けはL字型やコの字型のように建物が欠けている状態を指す言葉です。
張りに関しては少しあるくらいなら良いとされていますが、欠けはできる限り避けてください。家の中心のことを「太極」と言いますが、L字型の家やコの字型の家は太極が外部に当たってしまいます。太極が家の外にあると家族が病気になったり不慮の事故に遭ったりと良くないことが起こりやすいため、注意が必要です。
初めての家づくりでは分からないことがいっぱいで、いろんな疑問を抱いているはず。ここからは、家づくりの前に知っておきたい「基本」を紹介します。
住宅会社を選ぶところから始まり、家が建ち、新居に引っ越すまで想像以上に時間がかかります。ほとんどの人にとって一生に一度の大きな買い物となる「家」は、絶対に失敗したくないですよね。
理想の家を手に入れるためには、家づくりの流れをしっかりと把握しておく必要があります。どの段階で何が行なわれるのか、詳しくチェックしていきましょう。
家づくりにかかる費用は、おおまかにわけると「上物(建物本体)」と「土地代」があります。
もう少し細かく見ていくと、上物には本体工事費や別途工事費(付帯工事費)、設計料などもかかるのです。それぞれどのくらいの費用を用意するものなのか、わかりやすくまとめました。
家を建てるのはまず、土地が必要です。風水の考えを取り入れて土地探しをしたい方も、だいたいの土地相場がわからなければ上物(建物本体)にどれだけお金を費やせるのか、いつまでもたっても不安に感じてしまうでしょう。
次のページでは、千葉県に注目しておおよその土地相場をまとめています。
消費税が引き上げられることが決まりましたが、住宅ローン減税だけでは経済的負担が軽くならない収入層の方への救済措置として「すまい給付金制度」が導入されています。
すまい給付金制度の受給対象となるための条件や、申請方法などを次のページにまとめました。
また、住宅ローン減税についてもわかりやすく解説しているので、参考にしてください。
家づくりをお願いしようとしている住宅会社が自分に合っているのかどうか確かめる方法は、いくつかあります。
ただ、一番大切なのは「何のために家を建てたいのか」という目的を明確にすること。思いが強ければ強いほど、自分の理想としている家づくりができる住宅会社が現れやすくなるのです。
地鎮祭は、天や地の神様に対して土地を使わせていただくことへのお許しを得るための神聖な儀式です。上棟式は家の骨組みができた段階(棟上げ)まで進んだ時に行なわれる行事。ここに至るまで無事に工事が進んだことを感謝する意味を込めて、施主が職人たちへおもてなしします。
いずれも「家づくり」だけを見れば絶対に必要な儀式・行事ではありませんが、気持ち良く家づくりを進めるためにもやったほうが良いといえるでしょう。
家を新築した際、住宅会社は建てた家に対して10年間の瑕疵(かし)担保責任を負うことになります。これは国が「住宅の品質保証の促進等に関する法律」として、家の重要な構造部(柱・梁など)の重大な問題に関しては10年以上、対応を保証しなければならないと義務づけているからです。
この10年間保証はどの住宅会社も実施していますが、アフターフォローに力を入れている住宅会社なら定期点検やアフターメンテナンスも自主的に行なっています。
化学物質が含まれている建材や合成接着剤などを使わずに建てた家のことを、ここでは「無添加住宅」と呼んでいます。体に害のない自然素材を使うことで、健康に暮らせる家が建てられるのです。
使われている素材は漆喰や天然の無垢材など。漆喰は水酸化カルシウムと炭酸カルシウムを主成分としている素材で、壁の装飾に使われています。耐火性・耐久性に優れているのがポイントです。
無垢材は集成材と違って、継ぎ目が一切ない状態の木材を指します。耐久性はもちろん、調湿性にも優れているのが魅力。夏も冬も過ごしやすい空間をつくってくれます。
1つひとつの素材のクオリティが高いことから、無添加住宅の耐久年数は50以上なのだとか。
丸太を横に組み合わせてつくりあげるログハウス。一見シンプルなつくりなので耐久性が心配になる方もいるかもしれませんが、火災に強く、耐震性に優れている建物です。
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などの震災でも、ログハウスには大きな損害が見られなかったことが報告されています。日本最古のログハウスといわれている東大寺の正倉院も、これまで大きな地震を40回以上経験しているにも関わらず、倒壊したことがありません。
ログハウスが耐震性に優れているのは、建物にかかる負荷を分散させる建築方法を取り入れているからだといわれています。
家づくりに取り入れたいのが新月伐採の木。新月伐採の木とは「木が眠りにつく」といわれる11月から2月の、月が下方向に欠ける「下弦の月」から月が出ない「新月」までの1週間で伐採された木材です。
新月伐採の木は、
この2つの乾燥方法を通して丁寧に加工されたブランド木材です。そのため、カビがつきにくい・長持ちする・虫に強い・耐火性がある・つやがあって見栄えが良いなど、家づくりに適した特徴がたくさんあります。
生命エネルギーとは、人間がもともとその体内に宿している高いエネルギーのこと。年を重ねるにしたがって体の免疫力が低下するように、生命エネルギーも減少していくとされています。そのため、いきいきとした生活を送るには、生命エネルギーを高い水準で保てる環境に身を置くことが重要なのです。
家づくりで生命エネルギーを取り入れるには、建材選びへのこだわりが欠かせません。化学物質を含まない自然素材を使った家を建てることを念頭に置くのが望ましいでしょう。
具体的には、もともとエネルギーにあふれた「いやしろ地(癒しの地)」に無添加住宅を構えるのがベストの選択肢です。大地からのエネルギーが受け取りやすい「いやしろ地」を見極められるのは、風水理論を専門的に学んだ人に限られます。
炭埋(炭素埋設)とは、土の中に炭を埋めることで行なう土地改良の手法です。地球には磁場があり、電子が地上を行き交っています。その電子が集まるところは「いやしろ地」と呼ばれ、風水的には生命エネルギーの集まる理想の地とされているのです。そして、土地に炭を埋めて炭素を込めることで磁場が安定し、誘電効果が発揮されるといわれています。
千葉県君津市のもくもく村でも炭埋が行なわれており、その土地は電子の集まる「いやしろ地」となっています。実は「もくもく村」のある場所は以前は産業廃棄物が投棄され、草木も生えない穢れ地ともいうべき場所だったそうです。その土地が今では草木生い茂る良い土地となったのは、炭埋の効果の大きさの証拠といえるでしょう。
生涯に一度の大きな買い物である一軒家。しかし、なかには家づくりに失敗してしまい不満を持っているという方も少なくないでしょう。とはいえ、あきらめる必要はありません。ちょっとした工夫をすることで、家づくりの失敗を成功に導くことは不可能ではないのです。
例えば当サイト制作にあたって取材させていただいた山根維随先生のケースで考えてみましょう。
山根先生の失敗は、結果的に自宅の中心にトイレを配置することになってしまったということ。風水的には家の中心にトイレを配置することは大凶です。しかし、真後ろ納屋を立てたことで家全体の形が変わり、山根先生の自宅はその配置になってしまったのでした。
そこで山根先生が取った手段は「階段の隙間を石膏ボードで塞いでみる」「家を少しだけ改造してみる」「納屋と母屋の壁を一部壊してみる」という3段階の実験でした。一時は奥様が急性腎炎で倒れる、山根先生自身の耳が聞こえなくなるなど、トイレが中心にあることで不運が重なってしまったようです。
そんな山根先生でしたが、ついに最後の実験を完遂した段階で大きく問題が改善されたのです。
このように、風水的に良くない家を建ててしまってもリカバリーする手段は必ずあります。あきらめずに専門家へ相談してみると良いでしょう。
風水と家づくりの専門家である山根 維随先生が「シックハウス症候群を寄せ付けず、健康で安心感のある生活を提供したい」と考えて設立したのが株式会社アンジコアです。山根先生が手掛けた風水設計の家を見学・体感できる住宅展示場が「もくもく村」になります。
君津市の山奥で自然と共存するように広がるもくもく村は、無添加住宅やログハウスが見学できるだけではなく、小さなお子さんが遊べるアスレチックやレストランまで完備。「家を見学しに行く」というよりも「遊びに行く」という感覚が近いかもしれません。
毎日のように見学会が行なわれ、定期的に見学会を兼ねたイベントを実施しているので、ぜひ一度足を運んでみてください。
毎日3組限定で行なわれている見学会です。「正倉院式ログの家」や「築19年のログハウス」、「屋上のある漆喰の家」など、もくもく村にあるモデルハウス6棟すべてを見学することができます。
予約者には特典として、もくもく村内にあるレストラン・コーラル山滝野のお食事券(1,000円分)や山根維随先生が書かれた著書「120歳までも幸せに生きる家」をプレゼントしているそう。写真で見るだけではわからない漆喰や無垢材の心地良さをぜひ体感してみてください。
2019年初の新春イベントです。もくもく村内にある6棟のモデルハウスを一気に見学するチャンス!予約して来場した方には福袋や抽選会に参加できる抽選券をプレゼントしてくれるなど、お子さんと一緒に楽しめるサービスが盛りだくさんです。
地震や集中豪雨といった自然災害が多い日本だからこそ、家を建てる際は先人たちの知恵を借りるべき。家づくりに必要な知恵と手法がたくさん詰まった風水設計を、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。
もくもく村に建てられているモデルハウス6棟を見学できるほか、はずれなしの抽選会、雑貨販売のイベントブース設置などを行なう少し早いクリスマスイベントです。
事前に予約された方には、雑貨を購入できる500円分のチケットやレストランでのお食事券などをプレゼント。お子さんと一緒にモデルハウス見学を楽しめるイベントになっています。
もくもく村内のモデルハウス「屋上庭園のある漆喰と石張りの家」を見学できるほか、チャリティ・バザーも同時開催しています。無添加住宅の良さに触れられるイベントです。家づくりで迷っている方や安心して暮らせる家を建てたいと考えている方の相談にものってくれます。
事前予約すると、抽選会に参加できるチケットや大江戸温泉のお食事券がもらえるので必見です。
取材協力
もくもく村
(株式会社アンジコア)
株式会社アンジコアが運営する漆喰や無垢などの自然素材で建てた無添加住宅やログハウスが見学できる展示場。先人たちの経験を基に導き出す風水を大切にして作った自然の中にある6棟の展示場をリアルに体感することができます。
同サイトでは、風水にも精通する山根維随代表に協力を依頼し、家づくりに取り入れるべき風水などについて伺いました。
シックビル症候群にかかった経験から、シックハウス症候群に苦しむ人を救いたいと考え、住宅事業に参入。化学物質による健康被害を防ぐため、自然素材を使った無添加住宅を提案しています。
さらに「家を建てるご家族の幸せのために、風水を取り入れるべきだ」という結論に至り、理論を修得。
風水の観点から見た「良い土地」探しから請け負い、質の高い家を提供しています。