金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
無垢材や漆喰を使って、住む方々の健康を守ってくれる無添加住宅。その特徴や自然素材に迫りました。
住む方々が健やかに暮らしていけるよう、化学建材や合成接着剤など、体に有害な素材を使わずに建てた家を「無添加住宅」と呼びます。化学物質を含まない漆喰や無垢材を使うことで、健康的な家づくりが可能になるのです。
建材に多くの揮発性有機化合物(トルエン、キシレンなど)が使われていると、人によってはシックハウス症候群を引き起こす可能性があります。家に入った途端、頭痛・目がしみる・めまいなどの症状を感じるのは大半がシックハウス症候群です。
こうした化学物質を避け、人体にストレスを与えない建材を使うのが無添加住宅。一般的な住宅との最大の違いは「空気」にあります。化学物質を含まない純粋な漆喰を使うことで、室内の空気を清浄に保ち、調湿機能で湿気を吸収してくれるのです。
また、化学接着剤には寿命があります。時が経つと劣化することを考えれば、家の骨格に化学接着剤を使った集成材を選ぶのはそれなりのリスクがあるのです。無添加住宅では住む方々が安心して健康に暮らすための工夫を凝らしています。
水酸化カルシウムと炭酸カルシウムを主成分とする石灰岩がもとになった「漆喰」。耐久性に優れ、耐火性が高い漆喰は5000年以上も前から建築に使われていた素材です。壁の装飾として使われ、今では壁全体を覆うための壁材に変化を遂げています。
かつて戦国時代でも漆喰の耐久性と耐火性が評価され、城郭を築くための素材として採用されていました。その代表的なお城が世界遺産としても知られる白鷺城(姫路城)です。
見た目の美しさはもちろんですが、機能性の高さも見逃せない魅力。強アルカリ性の漆喰はカビや細菌に対しての殺菌作用があります。調湿効果も持っているので、こもった空気や湿気を吸収し、住環境を常に清浄化してくれるという特性も。湿気がほとんどない環境下では、カビ・ダニ増殖の原因となる結露も起こりません。
漆喰といっても接着剤に化学物質を使っている住宅会社もあるため、使われている漆喰に何が含まれているか確認することが大切です。
山や森にある原木を必要な寸法に合わせて切り、継ぎ目が一切ない状態の木材を「無垢材」といいます。当然、化学物質を含まない自然素材です。
日本にある歴史的な木造建築は、どれも無垢材でつくられているのが特徴。耐久性・調湿性に優れているだけではなく、夏は涼しく冬は温かい空間をつくります。
木材を使った家づくりでは当たり前のように集成材が登場するようになりましたが、集成材にはよく化学接着剤が使われているため、シックハウス症候群を引き起こす原因になりかねません。健康を考えるうえでは、集成材よりも無垢材を選ぶのが賢明といえます。
当サイトを作成するにあたって取材協力いただいた山根維随先生にも、無添加住宅について伺いました!
プレハブ住宅は短ければ15年、長くても26年が寿命だといわれています。しかし、無添加住宅は材料1つひとつのクオリティが高いため、耐久年数は50年以上です。100年以上もつ住宅づくりも不可能ではありません。
一般的な住宅なら、メンテナンスだけで生涯1,000万円以上かかるともいわれているので、将来的なことを考えて無添加住宅を建てるのがおすすめです。
取材協力
もくもく村
(株式会社アンジコア)
株式会社アンジコアが運営する漆喰や無垢などの自然素材で建てた無添加住宅やログハウスが見学できる展示場。先人たちの経験を基に導き出す風水を大切にして作った自然の中にある6棟の展示場をリアルに体感することができます。
同サイトでは、風水にも精通する山根維随代表に協力を依頼し、家づくりに取り入れるべき風水などについて伺いました。
シックビル症候群にかかった経験から、シックハウス症候群に苦しむ人を救いたいと考え、住宅事業に参入。化学物質による健康被害を防ぐため、自然素材を使った無添加住宅を提案しています。
さらに「家を建てるご家族の幸せのために、風水を取り入れるべきだ」という結論に至り、理論を修得。
風水の観点から見た「良い土地」探しから請け負い、質の高い家を提供しています。