金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
L字型やコの字型など、間取りだけではなく家の形も自由に選べるのが注文住宅のメリットです。ただ、風水で見ると、オシャレに感じる家の形が凶相と判断されることも。こちらでは、風水で見た家の形のNGポイントをまとめています。
風水には「張り」と「欠け」という考え方が存在します。張りというのは、建物の一辺の長さを10mだと仮定した場合、3分の1の長さである約3mが出っ張っている状態です。反対に、欠けは3分の2である約6mが内側に引っ込んでしまっている状態を指します。
土地であれ建物であれ、四角形に近い形を理想としている風水では、大きな張りや欠けのない形が良いのです。
「家をつくる時、L字型の家は良くないと言われて…」と不安に感じる方がいます。ずばり、L字型の家は風水上あまり良くない凶相です。家の形がL字型だった場合、家の中心である太極が外になってしまいます。もちろん、L字型といっても大きな張りがなく、欠けが少ない形であれば大きな問題はありません。最低限、太極が内側にあれば良いでしょう。
家の形がL字型であり、太極が外にあると病気や不慮の事故などを招きやすいといわれているので、とくにこだわりがない場合は避ることをおすすめします。
家の形がコの字型になっていると、中庭としてガーデニングを楽しんだり自然光を取り入れやすかったりと、一見すると良さそうに見えます。しかし、風水・家相をもとにコの字型の家を見れば凶相と判断できるので、今から家づくりをする方は注意が必要です。
凶相と判断される理由としては、L字型と同様に家の中心である太極が家の外にあたってしまうのが要因。太極は物事を生み出す源なので、それが家の中(内側)にないというのは、良いことを何も生み出せない状況といえるのです。「物事がうまくいかない…」「体の不調を感じるようになった」など、少しずつ良くない形で現れてきます。
今から家を建てるのであれば、大きな張り・欠けが生まれるコの字型の家は避けたほうが無難です。
家の形に凶相があるように、屋根の形にも凶相があります。一番良いとされているのは、左右の屋根の長さが同じ「切妻屋根」や4方向に流れてバランスの良い「寄せ棟屋根」などのシンプルな形状です。反対に、屋根の面が一方に傾いている「片流れ屋根」や面がほぼ平らな「陸屋根」は避けるのがベスト。
風水で見ると良し悪しがありますが、一番大切なのは、その土地の気候や風土に適した形の屋根であることです。必要以上に風水を気にして土地に合わない屋根にしてしまっては、快適な家とはいえません。土地の気候や風土に合わせて、取り入れやすい風水を案内してくれる専門家に相談してみてくださいね。
取材協力
もくもく村
(株式会社アンジコア)
株式会社アンジコアが運営する漆喰や無垢などの自然素材で建てた無添加住宅やログハウスが見学できる展示場。先人たちの経験を基に導き出す風水を大切にして作った自然の中にある6棟の展示場をリアルに体感することができます。
同サイトでは、風水にも精通する山根維随代表に協力を依頼し、家づくりに取り入れるべき風水などについて伺いました。
シックビル症候群にかかった経験から、シックハウス症候群に苦しむ人を救いたいと考え、住宅事業に参入。化学物質による健康被害を防ぐため、自然素材を使った無添加住宅を提案しています。
さらに「家を建てるご家族の幸せのために、風水を取り入れるべきだ」という結論に至り、理論を修得。
風水の観点から見た「良い土地」探しから請け負い、質の高い家を提供しています。