金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
墓地の近くの土地となると、ちょっと躊躇する人も多いかもしれません。風水から見た、墓地の近くの土地の特徴と、メリット・デメリットについてまとめてみました。
墓地の近くの土地というのは、購入する際、いろいろと気になるところもあると思いますが、風水的な観点ではどのように捉えられているのでしょうか。
家の隣や向かいなど、墓地が見える土地は、風水的には凶相といわれています。
墓地は陰の気が強い場所です。そのため、生気が失われ、物事を衰退させ、発展性がなくなるといわれています。健康運や全体運にも影響を及ぼすのだとか。
これから家を建てる場合には、玄関が墓地の方を向かないように配置をしたり、生け垣や木を植えるなどしたりして視界に入らないようにしましょう。また、窓から墓地が見える場合には、カーテンを閉めたり家具でふさいだりして見えないようにすると凶意を軽減することができます。
墓地の近くの土地は、インターネット上では「風水的に良くない」という情報が目立ちます。山根先生に質問をぶつけてみると、「墓地の情報に関しては、インターネット上の情報が正しいと思います」と一言。詳しくお話を伺いました。
当然です。こんな話があります。お金をかけてリフォームして立派な檜のお風呂をつくった方が、「入浴中、まるで棺桶に入っているようです」とおっしゃる。その方の家のすぐ隣には墓地がありました。これはあくまで想像ですが、お墓に漂っている何かが入浴中に来ているのかもしれません。私も信じたくはないのですが、住宅業界に携わっていると、この手の話はよく耳にしますので、墓地や葬儀場の近くは避けた方が良いと思います。
どうしてもその土地に建てなければならない事情があるという方は、専門家に相談して、建て方を工夫して建築してください。
墓地の近くの土地は風水的に良くないといわれていますが、風水の専門家から見てもその通りなのだそうです。どのような特徴がある土地なのでしょうか。メリット・デメリットをまとめました。
メリット |
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デメリット |
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墓地の周辺は静かなことが多く、夜中に若者がたむろするようなこともないので、日中でも夜でも騒音に悩まされることはほとんどありません。
墓地には高い建物もないので、墓地周辺は日当たりや風通しが良く、植物などが植えられていることも多いです。将来的に、墓地の跡地に大きな建物が建設されるという可能性も低いでしょう。
同じ条件の物件と比べた場合、墓地の近くの物件の方が、価格が安く、お得に購入できるという場合もあります。
墓地の近くの物件を購入するのを躊躇する一番の理由は「怖いから」「縁起が悪そうだから」というものではないでしょうか。霊感のある人はもちろん、霊感がなくても、家から墓地が見えると、ちょっと怖さを感じるかもしれません。
墓地の近くは静かなのがメリットですが、夜道が暗く、帰り道が不安という人もいるでしょう。
一方で、お彼岸やお盆の時期には、お参りの人や車で、周辺道路が混雑する場合もあります。
また、自然が多く、蚊などの虫が発生したり、お供え物を狙ったカラスや野良猫などが出没したりすることも。
風水的には、墓地の近くは避けたほうが良いといわれています。ただ「住みたいエリアに予算内で選べる土地がそこしかない」「墓地が見える以外は理想の条件をクリアしている」「もともとそこに住んでいる」などの理由で、墓地の近くに住むというケースもあるでしょう。
そのような場合には、次のような対処法を提案します。
玄関から墓地が見える場合には、門や植栽などで、玄関ドアを開けた時にすぐにお墓が見えないようにしましょう。敷地や予算の都合で門や植栽が難しい場合には、暖簾をつけるのでも構いません。これから家を建てる場合には、玄関が墓地の方を向かないような配置にするのがおすすめです。
部屋の窓からお墓が見えるという場合には、カーテンをつけたり家具を置くなどしたりして、なるべく見えなくなるようにしましょう。墓地が見える窓やベランダの近くに観葉植物を置くと、悪い気を抑えることができます。
墓地の近くは陰の気が強くなってしまいます。それに負けないくらいプラスのエネルギーがあふれる空間になるよう、照明をうまく使って家全体を明るくしてください。
部屋のインテリアを明るくポップなものにするのもおすすめ。照明を明るくし、カーテンやソファーカバー、布団カバーなどのファブリックは明るい色のものを選ぶようにしましょう。
墓地の近くに土地を持っていて、どうしてもそこで家づくりをするというのであれば、生命エネルギーを持つ自然素材を取り入れるのがおすすめです。
墓地の近くに家を建ててしまうとマイナスのエネルギーに引っ張られてしまい、心が休まらないこともあるでしょう。化学物質の含まれていない自然素材に囲まれた環境であれば、生命エネルギーを身近に感じることができ、マイナスのエネルギーを打ち返せる免疫力を身につけられます。
健康面で考えてもシックハウス対策になるので、家づくりを予定している方はぜひ検討してみてください。
墓地近くは良くない土地として「避けるべき」という意見があります。これには風水と家づくりの専門家である山根先生も同じような見解を示していました。
ただ、すでにその土地を所有しているといった事情でどうしてもそこで家づくりをしなければならない方もいるはず。そんな時は、風水の専門家に相談しながら家づくりを進めることが大切です。
もちろん風水だけを見るのではなく、その土地に合った家を建てられる住宅会社を頼るのも必要なポイント。風水と家づくり、両側面からプランニングしてくれる住宅会社を選びましょう。
千葉県鴨川市にお住いのM様は、不動産投資家として成功していらっしゃる方。地域の土地情報に精通しているため、家づくりは条件に合う土地を探すところからスタートされたそうです。
M様が理想は、力があり、安定していて、良い気を集められる土地。次のページでは、条件に合う土地を見つけるのにM様が苦労されたポイント、風水の考えを取り入れた施工箇所、家づくりのこだわりなどを詳しく解説しています。
こだわりの風水ハウスを建てられたM様に直接インタビューを行いました。風水についてお伺いしたところ、「良い可能性があるのであれば、やらなきゃ損だと思った」と思ったとのこと。それは、風水に限定した話ではなく、験担ぎのような感覚でさまざまなものを取り入れていらっしゃるのだそうです。
インタビューページでは、F様が惹かれた風水設計、新月伐採の木、炭埋(土地を浄化する炭を土地に埋める工事)、化学成分不使用の内装材などについて詳しく解説しています。
風水的に良くないと言われている土地でも、打開策はあります。千葉県八千代市にお住いのF様はもともと土地を所有していたため、いちから条件の良い土地を探すのではなく、その土地に合った風水設計をする必要がありました。
F様に依頼された風水のプロ・山根先生がこだわったのは、日の光の取り込み方。とくに東から射す朝日をたっぷりと室内に取り込めるよう、敷地内をくまなく調べてから設計されたそうです。既に土地をお持ちの方は、限られた条件で幸運ハウスを建てられたF様の事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。
取材協力
もくもく村
(株式会社アンジコア)
株式会社アンジコアが運営する漆喰や無垢などの自然素材で建てた無添加住宅やログハウスが見学できる展示場。先人たちの経験を基に導き出す風水を大切にして作った自然の中にある6棟の展示場をリアルに体感することができます。
同サイトでは、風水にも精通する山根維随代表に協力を依頼し、家づくりに取り入れるべき風水などについて伺いました。
シックビル症候群にかかった経験から、シックハウス症候群に苦しむ人を救いたいと考え、住宅事業に参入。化学物質による健康被害を防ぐため、自然素材を使った無添加住宅を提案しています。
さらに「家を建てるご家族の幸せのために、風水を取り入れるべきだ」という結論に至り、理論を修得。
風水の観点から見た「良い土地」探しから請け負い、質の高い家を提供しています。