金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
三角地は価格が安いというメリットがありますが、風水から見るとどのような土地なのでしょう。風水から見た土地の特徴と三角地のメリット・デメリットについてまとめています。
風水では、変形した土地は凶相、とくに三角の土地は大凶相といわれています。
風水においては、敷地や建物は長方形が理想的だとされていますが、三角地の場合、そこに四角い家をつくるとなると小さな家しか建てられず、無駄なスペースができます。敷地いっぱいに家を建てるとなると、三角や凹凸の多い、変形した建物になってしまいます。三角の土地に三角の建物は大凶とされるので避けたいものです。
三角の土地に家を建てるのであれば、長方形の家にして、三角形の角の部分は生活空間として使用せず、花壇にしたり木を植えたりするといいでしょう。
変形した土地には、そこに宿る力も変形しているといわれます。とくに土地の形が三角であると、尖っているところには殺気があるといわれ、「角が立つ」「吐出する」と捉えられるため、三角地は大凶相だといわれています。
ただし商売をする場合には、「吐出する」という点から、5年くらいは売り上げが上がるといわれています。しかし、その後は次第に下降し、7年目くらいから急降下するため、商売の引き際の見極めが必要です。
安定した生活を長く続けたいという場合には、三角地は不向きな土地といえます。
三角地について質問をすると、山根先生は「おすすめできません」と即答でした。その理由は…?
尖った鋭利なものは悪いイメージがありますよね?刀や槍といった武器、動物の牙などの殺傷するためにつくられたものを連想させる形のため、良いイメージを抱く方は少ないのではないでしょうか。皆さんのその直感は正しいと思います。風水的にも三角形の土地や建物は良くないとされています。
インターネット上では「角の部分に木を植えると良い」などといわれているようですが、できることなら、区や市に譲渡し、自分の名義から外してしまう方が良いでしょう。「もったいない」と思いますか?でも、それほどに良くないということなんですよ。
三角地は風水的に良くないといわれていますが、風水の専門家から見てもおすすめできない理由があるようです。
さらに、風水以外にも「土地が安いが、資産価値が低い」といったメリット・デメリットが。三角地の購入を検討しているのであれば、一度、風水の専門家に見てもらうことをおすすめします。
メリット |
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デメリット |
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三角地は、独特の形状から、坪単価が安いところが多くなっています。坪単価が安いので、土地購入費用が節約できたり、広い土地を購入したりすることが可能です。三角地は土地評価も下がるので、固定資産税も安くすみます。
三角地は設計に制限が出る、資産価値が低いということから、競合相手が少なく、早期決断を迫られることがありません。場合によっては、駅までのアクセスが良いなど、条件のいい土地などを見つけられることもあります。
設計によっては、三角という土地の形状を活かした、個性的な家を建てることができます。
個性的な家を建てられるというメリットがある反面、形状が独特なため、キッチンやお風呂、外装、居室など、さまざまな制限が出てしまう可能性もあります。
また、三角地に合わせた形に家を建てると、家具などの配置が難しくなります。
とくにダイニングテーブルやソファーなど、大きな家具を配置すると、デッドスペースが多くなってしまうことも。
三角地は土地費用が安かったり、固定資産税が安かったりするというメリットがありますが、逆にいえば、資産価値が低いということ。将来的に売りに出したいと考えた時に、なかなか買い手がつかないという可能性があることを考慮しておきましょう。
風水では三角の土地は凶とされ、そこに三角形の建物を建てることは大凶とされます。そのため、三角地に三角形の建物を建てるのではなく、長方形の建物を建てるようにします。敷地に余裕があるなら、カースペースなどを作っても。三角の角の部分には、植木を植えたり、花壇を作ったりして、生活空間として使用しないようにしましょう。
木を植えるなら、敷地にある程度余裕がある場合にするのがいいでしょう。植える木の種類にもよりますが、木が成長するとかなりスペースをとってしまうばあいがあります。
木を植えたり花壇を作ったりするほか、角の部分に水晶を置いて、土地の気の流れを良くするという方法もあります。敷地が狭く、木を植えたり花壇を作ったりするのが難しいという場合には、この方法がおすすめです。ただし、この場合、ただの水晶ではなく、「気入れ」がされた「地鎮水晶」を用いるようにしましょう。
敷地が狭く、長方形の家ができずに家も変形してしまう場合には、家をコンパクトにして3階建てにしたり、大小の四角形を組み合わせたような間取りにしてみたりするという方法も。
角が増えると、潜在的ストレスが増えるといわれます。できるかぎり角を減らして、リラックスできる空間づくりを心がけましょう。
八卦鏡は風水と聞くとイメージする方も多いでしょう。三角地のような凶相の場所に、悪い気をはね返すアイテムとして取り入れられるのが八卦鏡です。
その形はさまざまで、凹面鏡・凸面鏡・平面鏡などがあります。いずれも作用が異なり、使い方によってエネルギーを吸収したり反射したりという特徴があるのです。
三角地に家を建てなければならない方にとって魅力的な作用のある八卦鏡ですが、使い方を誤ると近隣の家に悪影響を及ぼす可能性も…。そのため、風水に詳しい専門家は安易に八卦鏡の使用を勧めません。
もし八卦鏡を置きたいという場合は、必ず専門家の意見を仰ぎましょう。
無垢材や漆喰といった、化学物質を一切含まない無添加素材には自然のエネルギーがあります。凶相と判断されている土地に化学物質を使った家を建てるのはマイナスの作用しかありませんが、無垢材や漆喰などを使った家ならプラスの作用も期待できるのです。
家族の健康を願うなら、無添加住宅での家づくりをぜひ考えてみてください。
「三角地は大凶相の悪い土地だ」と決めつけてはいけません。一番良くないのは、自己判断で何事も進めてしまうことです。せっかく「家族のために」と取り組んでも、失敗してしまっては本末転倒でしょう。
風水と土地に詳しい専門家に頼れば、リカバリーするための方法をいくつか提案してくれます。風水の側面と土地の条件を突き合わせながら、そこに住む家族が幸せになれる家づくりをサポートしてくれるので、気になる方は相談してみてください。
取材協力
もくもく村
(株式会社アンジコア)
株式会社アンジコアが運営する漆喰や無垢などの自然素材で建てた無添加住宅やログハウスが見学できる展示場。先人たちの経験を基に導き出す風水を大切にして作った自然の中にある6棟の展示場をリアルに体感することができます。
同サイトでは、風水にも精通する山根維随代表に協力を依頼し、家づくりに取り入れるべき風水などについて伺いました。
シックビル症候群にかかった経験から、シックハウス症候群に苦しむ人を救いたいと考え、住宅事業に参入。化学物質による健康被害を防ぐため、自然素材を使った無添加住宅を提案しています。
さらに「家を建てるご家族の幸せのために、風水を取り入れるべきだ」という結論に至り、理論を修得。
風水の観点から見た「良い土地」探しから請け負い、質の高い家を提供しています。