金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
家づくりで失敗しないために大切なのは、家づくりをするうえでの流れを把握しておくことです。こちらでは、住宅会社を選ぶところからお引渡しまでわかりやすくまとめました。
家づくりを始める時にまず重要なのが、依頼しようと考えている住宅会社が実際に建てた家を見学することです。
人と家とは相性があり、体質と合わない化学物質を使っている住宅会社で家を建てると、化学物質過敏症やシックハウス症候群を引き起こす可能性があります。
直感的に「ここがいい」と思える家を建てている住宅会社で依頼するようにしましょう。
好きな土地で自由に家を建てられるということはなく、建築前に県が指定している建築物の用途指定や敷地の条件を確認したりしなければなりません。それが敷地調査です。
限られた敷地をしっかりと活かすため、欠かさず行なわれています。
どんな家を建てたいのか住宅会社と話し合い、プランを制作してもらいます。この時におおよその見積もりも出してもらえることがほとんど。
住宅会社によっては完成した家をイメージしやすいよう、スケッチもしくはパースを使ってプランを見せてくれるところもあります。
プランの内容と見積もりをとり、じっくりと検討したうえで依頼することを決めたら設計契約に移ります。正式的な契約ではなく、その会社のプランに納得し、家づくりを始める意思を確認するための工程です。
一度家を建てた後は簡単に変更ができません。そのため、家を建てようとしている土地に地盤沈下や不同沈下が起こらないか事前に調べるのが地盤調査です。
建築時を想定したデータに基づいて細やかな設計図を作成します。
敷地調査や地盤調査、打ち合わせた内容に問題がなく、正式に家づくりが決まった時点で本契約を結びます。
この時に作成してもらえる見積もり書は細かい金額まで計算されているため、必ず確認しておきましょう。
滞りなく家を建てられるよう、工事の安全や家庭の繁栄を祈って地鎮祭が行なわれます。建築予定地の近くにある神社へ依頼することがほとんどなのだそう。
地鎮祭が終わった後、建築が進められます。
基礎工事がしっかりしていなければ耐久性の強い家は建てられません。そのため、敷地調査で分析した結果をもとに、その土地に合った基礎工事を施します。
基礎ができた後、その上に家を建てていく流れです。
家が建てられた後は、キッチンやバスといった住宅設備の取り付けが行なわれます。建物・設備すべて整ってようやく竣工(完成)です。
竣工後には、人が住むうえで不備がないか隅々まで細かくチェックします。
住宅会社や職人による作業が終わると、施主に立ち会ってもらいながら家の設備に関する説明があります。その際に気になる点があれば伝え、対応してもらうことも可能です。
すべての確認が終わり、問題がなくなった時点で家が引き渡されます。
風水設計の家を建てている山根維随(やまねいずみ)先生にご協力いただき、家づくりの流れについて詳しく伺いました!
Q.敷地調査や地盤調査は具体的にどのようなことをしているのでしょうか?
大まかに分けると「敷地の形状」「道路のありかた」「周囲の環境」「土地の安定度」「地形」などを調査しています。
いびつな形状をしている敷地は良くありません。角ばった鋭利な部分があると精神的に不安定になりやすく、とくに三角の土地は病気になる可能性があるため、大凶と判断しています。
道路は危険が潜んでいることを考えれば、交通量が多いところもNG。道路の形状も突き当たりやカーブの外側は良しとしていません。曲がり切れなかった車が突っ込んでくることもないとはいえず、統計学上は危険です。
敷地や道路の状況を確認しながら、周囲の環境も見ています。基本的には周辺の建物のありかたや木々の立ち方、電柱などですね。
それから気の流れ。私が感じた気の流れは実際にどう作用しているのか、周辺に住んでいる方々の反応をうかがいながら確認しています。
土地に関しては安定度をチェックしています。岩盤の上以外にあるほとんどの土地は、長い周期で常に揺れているのです。その揺れを測定します。
あとは、地形ですね。山や川が近くにある場合はとくに、位置関係を見ています。
Q.プランの打ち合わせでは、お施主様とどのようなお話をされているのでしょうか?
お客様のご希望に沿った間取りを伺い、それに風水を加味したプランをまず提案しています。この第一プランに基づいてさらにご希望を整理し、お話ししながらカスタマイズしていく流れです。
また、どうしてこのプランを作成するに至ったのか、具体的な事例を添えて説明しています。エネルギーの高い東の日差しを重要視した採光や、安眠チャージできる枕の位置、集中できる書斎の位置、テレビ・エアコンの位置、それぞれに意味があります。
そのうえで、このプランの家ならどんなことが体感できるのか、どんな良い出来事が待っているか、お客様1人ひとりに合ったメッセージをお伝えしているのです。
Q.家づくりをする中で、地鎮祭はやはり必要なものでしょうか?
良い土地を決定すると、善きことが起こりはじめる方がよくいらっしゃいます。地鎮祭、上棟などのイベントとともに家が建っているイメージが早くできていればいるほど、気の流れが早い段階から良い方向に流れ、善きことが起こることが多いようです。
逆にマイナスに引っ張られてしまう方もいます。そういう方にはアパートへの住み替えをおすすめしたり、他の手を打ったりすることもありますね。
Q.お施主様へ家を引き渡すまでに重要視していることはありますか?
建物が完成した後、肝となるのが外構です。必ずといってもよいほど、家が完成する前と後では磁場が数度から45度変わってしまいます。
そうなると、当初予定していた駐車場やアプローチ、階段の段数、進入路が変更になるので、調整するために何度も現地で確認していますね。
基本的に外構を考えるのは鉄製の足場が外れた後が良いと思います。鉄製のものがあると磁場が変わってしまいますから。