金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
観葉植物はインテリアとして、またはリラックス効果が期待できるアイテムとして活用されていますが、実は風水の観点から見ても良い影響をもたらします。こちらでは、風水と観葉植物の関係性とともに、運気を呼び込むための置き方を解説します。
そもそも風水とは万物が持っている「気」のエネルギーを利用して、運気を高める環境学です。風水において人の運気は周囲の環境が深く影響するため、より良いエネルギーを取り込みたいなら、まずは環境を整えて「気」の流れを良くすることが重要となります。
環境整備といっても対策はさまざまですが、最も手軽かつ高い効果も期待できる方法は「観葉植物を室内に置くこと」です。植物自体が持っている生命のパワー、土に根を張り巡らす大地のパワー、水を吸収しながら成長する水のパワー、日光がもたらす太陽のパワーなど、観葉植物には自然のエネルギーが凝縮されているためです。
この観葉植物を生活環境に取り入れることで、自然のエネルギーと気のエネルギーが調和するため、より良い気の流れが生まれるようになります。つまり、観葉植物を置くだけでも風水的にも良い影響がもたらされるので、結果として運気アップにつながるのです。
観葉植物による風水では、葉の「形」と「向き」が重要となってきます。タイプによってそれぞれ効果が異なるため、実際に観葉植物を購入する際の参考にしてみてください。
先が細い尖った葉を持っているタイプは、それが形となって現れているかのように鋭い気を発します。このような気は「悪い気」の侵入を防いで、空間を浄化する作用があるため、厄除け・魔除けの効果に期待できるのです。
また、尖った葉は成長や成功につながる運気も上げてくれます。主な種類としてはサンスベリア、ヒイラギ、ユッカ(青年の樹)、ドラセナなどが挙げられます。
丸い葉のタイプは穏やかで落ち着いた気を発します。人間関係の調和やリラックスに優れた効果を発揮するため、人が多く集まりやすい場所に置くのが最適でしょう。さらに、金運を上げてくれることも丸い葉の特徴です。主な種類としてはパキラ、ベンジャミン、ガジュマル、オーガスタなどがあります。
葉が上向きのタイプは「陽」の性質を持っています。活発な気を発することで、前向きな気持ちへと導いてくれます。主な種類はパキラ、ユッカ(青年の樹)、コニファーなどです。
葉が下向きのタイプは「陰」の性質を持っています。鎮静効果のある優しい気を発するため、休憩やリラックスの場面に最適です。主な種類はアジアンタム、グレープアイビー、ワイヤープランツなどがあります。
風水において最も重要なのは「場所」です。シーンに合った観葉植物を置くことで、運気を呼び込むことができます。
風水の観点から見ると玄関は「気を迎える場所」であり、そして「幸運を招き入れる場所」でもあります。そのため、空間を浄化してくれる尖った葉の観葉植物、または活力をもたらしてくれる葉が上向きの観葉植物が最適です。
リビングは「家族運を司る場所」なので、運気アップには居心地の良い空間をつくることが重要です。リラックス効果を持つ丸い葉の観葉植物、もしくは「陰」の性質を持つ葉が下向きの観葉植物を置きましょう。
キッチンにはコンロや水道があるため、とくに「火」と「水」の気がたくさんあります。これを中和するためには「木」の気が必要ですが、それを持っているものこそ観葉植物です。とくに「陽」の性質を持つ葉が上向きの観葉植物がおすすめです。
トイレ・浴室は「悪い気」が溜まりやすいため、空間を浄化したいなら尖った葉の観葉植物がおすすめです。ただし、ここは落ち着いて利用したい場所でもあるので、リラックスできるよう丸い葉の観葉植物を置くのも良いでしょう。状況によって使い分けてみてください。
寝室は「気」を含めたエネルギーを補充する場所なので、何よりリラックスできる環境にあることが重要です。丸い葉の観葉植物、または葉が下向きの観葉植物を置いて、落ち着いた空間をつくるようにしましょう。
書斎・オフィスは勉強や仕事に取り組む場所です。集中したいなら鋭い気を持つ尖った葉の観葉植物、癒しが欲しいなら丸い葉の観葉植物を置くのがおすすめです。
「どの運気を意識しているか」によっても、観葉植物の置き方は変わってきます。場所だけではなく運気ごとの適正も理解すれば、さらに効果を引き上げることができるのです。
金運を上げたいなら、丸い葉の観葉植物がおすすめです。とくにパキラは丸い葉が上向きに伸びるため、金運アップ効果が高く「商売繫盛の樹」と呼ばれるほど縁起の良い観葉植物とされています。
健康運については癒しを重視するか、気力充実を重視するかによって変わります。前者ならオーガスタのような丸い葉の観葉植物、後者ならサンスベリアのような尖った葉の観葉植物が適切でしょう
仕事運は観葉植物を置くだけでもアップするといわれています。さらに効果を上げたい場合は、パキラやユッカ(青年の樹)など葉が上向きの観葉植物を置きましょう。
厄除け・魔除けが目的なら、サンスベリアやヒイラギなど尖った葉の観葉植物がおすすめです。鋭い気によって空間を浄化してくれます。
恋愛運・結婚運を上げたいなら、人間関係を調和する丸い葉の観葉植物が置きましょう。とくにハート形の葉を持っているモンステラや、丸い葉が下向きに伸びるワイヤープランツなどがおすすめです。
観葉植物は適当な場所に置くだけでも効果はありますが、風水を取り入れることにより、運気を呼び込む開運アイテムとなり得ます。風水といっても少し置き方を工夫するだけなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
取材協力
もくもく村
(株式会社アンジコア)
株式会社アンジコアが運営する漆喰や無垢などの自然素材で建てた無添加住宅やログハウスが見学できる展示場。先人たちの経験を基に導き出す風水を大切にして作った自然の中にある6棟の展示場をリアルに体感することができます。
同サイトでは、風水にも精通する山根維随代表に協力を依頼し、家づくりに取り入れるべき風水などについて伺いました。
シックビル症候群にかかった経験から、シックハウス症候群に苦しむ人を救いたいと考え、住宅事業に参入。化学物質による健康被害を防ぐため、自然素材を使った無添加住宅を提案しています。
さらに「家を建てるご家族の幸せのために、風水を取り入れるべきだ」という結論に至り、理論を修得。
風水の観点から見た「良い土地」探しから請け負い、質の高い家を提供しています。