金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
鴨川市内で、2015年に風水を取り入れたお家を建てたM様にお話を伺いました。
--M様はもともと風水にご興味がおありだったのでしょうか?
それとも、アンジコアさんに出合って風水を取り入れることになさったのでしょうか?
もともと興味はありました。長年、商売をやっており「験担ぎ」を大切にしていましたので、風水もしないよりはしておいた方が良いだろうと思っていたんです。
風水は長い年月をかけて「こちらの方が良い可能性が高いよ」という答えを導き出しているものですからね。良い可能性があるのであれば、やらなきゃ損だと思ったんですよ。
--確かに、風水は統計学ですから、多くの人が「良い」と言っていることは、良い可能性が高いと思います。
それでは、風水について調べるうちに、アンジコアさんと出合ったということになるのでしょうか。
アンジコアさんはこのあたりでは歴史のある会社さんですから、家づくりをする際にとりあえず展示場を訪れてみたんですよ。そこで出合った「あるもの」に魅せられて、お願いすることになったんです。
アンジコアさんの展示場とは?
千葉県君津市にある、住宅展示場「もくもく村」のこと。アンジコアさんオリジナルの無添加住宅を実際に見ることができる。
子どもの遊び場も用意しているため、週末になると親子連れでいっぱいに。プロの保育士が常駐しているため、安心して子どもを預けて、ゆっくりと家を見て回れるという。
--「あるもの」ですか?えー、何でしょう。いずれにしても、見ただけで魅了されてしまうようなものがあるなんて、すごい展示場ですね。
モデルハウスの中にあったのですか?それとも外ですか?
お家の中にありました。あるものとは「新月伐採の木」です。昔から日本では、新月の期間に伐採した木材は長持ちするという言い伝えがあるんですよ。それを見た瞬間に「ここだ!」と。家についていろいろと調べるうちに、新月伐採の木についても知っていたのですが、実際に使っている住宅会社は初めてだったので、感動しました。
「新月伐採の木」とは?
林業関係者の間では知られている言い伝えで、「新月に伐採した木は腐らない、虫がつかない」などと言われている。同様の言い伝えはヨーロッパにもあり、一流のヴァイオリニストがこぞって愛用するストラディバリウスも新月に伐採した木でつくられているとのこと。
--新月に伐採した木に不思議な力が宿るなんて、ロマンチックなお話ですね。
それでは、M様がアンジコアさんに家づくりを依頼したのは、「新月伐採の木」が決め手だったということでしょうか?
うーん、確かに新月伐採の木も決め手の1つではありましたね。
でも、それよりも感動したのは、もくもく村の土地に「炭埋」をしていると伺ったときかな!
--「タンマイ」ですか?
それはどのようなものなのでしょうか?風水に関係があるのですか?それとも…
炭を埋めると書いて「炭埋(たんまい)」と読むんですよ。炭を埋めることで、その土地を浄化する作用があると言われている方法なんですけれどね、アンジコアさんも「もくもく村」をつくる際に炭埋したって聞いたんですよ。それで興味が湧いて、いろいろと話をしていくうちに、山根先生が風水を大切にされていることを知ったんです。先人から受け継がれてきた教えを守るという気持ちに感銘を受けました。私たちの暮らしが今あるのは、先人たちの教えがあればこそですからね。
炭埋とは
良質な炭を地中に埋めることで、そこを中心に電子を集め、地磁気を調整して良質な環境をつくり出す手法。炭埋をすることによって、湿気が低減したり、害虫・害獣が寄り付かなくなったりといった効果が期待できるとのこと。
--山根先生もM様も「風水は先人の教えである」とお考えだということですね。統計学と割り切って、単なるデータの蓄積だと考えることもできますが、データの1つ1つに人が関わっていて、人の数だけドラマがある。そう考えると、風水は人類がつくりだした
そうです。商売人が神社に「商売繁盛」を祈念するのと変わらないと思うんです。自分だけで生きているのではないということを再認識するための儀礼的なものなのかもしれません。
--目に見えないものを信じる心が大切なのかもしれませんね。ただ、家づくりでは目に見える部分も大切です。アンジコアさんの展示場をご覧になって、ほかにはどのようなところに魅かれたのですか?
無添加住宅のモデルハウスに入った瞬間に、空気が違うと思いました。壁(内装材)に漆喰が使われているのですが、「こんなに違うのか」と驚いたのを覚えています。
--漆喰は調湿性に優れることから「呼吸する壁」と言われていますね。
アンジコアさんは無添加住宅に化学成分を使わない漆喰を採用していらっしゃったと思いますので、M様のお宅の壁も漆喰ですか?
ええ。うちの家も漆喰を使っているのですが、湿気がないし、嫌な臭いもしないんですよ。脱臭効果がすごくあるみたいで。
アンジコアさんの漆喰は化学成分を一切使っていないと聞いたので、子どもがいるご家庭には特におすすめだと思います。もちろん、大人にとってもね。毎日、快適ですよ。
アンジコアさんの漆喰とは?
山根先生の住宅会社、アンジコアさんでは、漆喰を外壁や内装に使用。消石灰に海藻由来の糊材を合わせ、天然素材だけでつくった漆喰を用いている。
--お差し支えがなければ、家づくりをされたきっかけを教えてください。
2011年の東日本大震災がきっかけです。もともと、鴨川市内に住んでいるのですが、当時の家は海抜3メートルの地点だったんです。鴨川市は元禄地震で大きな被害を受けた歴史があります。津波の被害は海抜5メートル地点にまで及んだという話を聞き「これは危ない」と引越しを決意しました。
--土地の条件として、海抜5メートル以上にこだわったということですね。
そうです。ちょうど娘や孫と同居する話が持ち上がっていましたので、安心して暮らせる快適な家がほしいと思っていました。自分たち夫婦のためというよりも、娘と孫のために良い家を建てたいという気持ちが強かったんです。
立地条件も良くて、風水的にも良い土地を探すのには苦労しました。鴨川は観光スポットもあり、土地がなかなか見つからないんですよ。
--「鴨川シーワールド」などは有名ですよね。
そう。駐車場の需要もあるので、余っている土地は本当に限られています。時間をかけてやっと見つけた希望条件に近い土地も、風水を調べてみるとどうも芳しくない。風水的に良くないと言われている病院に近い土地だったんです。
--ご自身で調べられて「風水的に良くない」とご判断されたのですか?
そうです。ただ、素人考えは良くないと思い、アンジコアの山根先生に相談してみました。
すると、その土地は奇跡的に問題のない土地だったことがわかったんです。その土地からは病院が上手く隠れて見えなくなるなど、好条件が重なっていました。
でも、そんなことは風水の本を読んだだけではわからないじゃないですか。風水は、周りの条件によっても土地の良し悪しが変わってくるので、専門家に聞かないとダメだなと思いました。
--山根先生からは、土地探し以外ではどんなアドバイスがあったのでしょうか?
間取りでも本当にいろいろなアドバイスをいただきました。山根先生のアドバイスで良いなと思うのは、風水的に条件が悪くなってしまう場合は対処法を教えてくれるところなんですよ。
--風水のプロをもってしても、「風水的な条件が悪くなること」があるということですか?
そうです。家を建てるとなると、生活スタイルや家族の希望なども踏まえて間取りを考えてもらうことになるので、どうしても風水的には良くない場所っていうのができてしまうものなんですよね。そんな時に「それは風水的に悪いからダメ」と突っぱねるのではなく、「そのままだと風水的に良くないので、こうアレンジして対策しましょう」とアドバイスをくれるところに好感を持ちました。
--山根先生からは、具体的にどのようなアドバイスがあったのでしょうか?ここが皆さん、気になるところだと思いますので、教えてください!
いろいろありましたよ。玄関からダイレクトに居間に入らないような間取りにした方が良いとか、駐車場には屋根をつけない方が良いとかね。でも、一番驚いたのは、家づくりには関係ないけれどベッドの位置かなぁ。
--ベッドの位置、ですか?
それは、新居の寝室に置くベッドの向きだとかそういうことでしょうか?
いやいや、前の家のです。前の家に住んでいたときに、どうも熟睡できなかったんですが、山根先生に「ベッドの位置を変えると良い」と言われて、アドバイス通りに変えてみたら…ぐっすり眠れたんですよ!あれは驚いたなぁ。
なぜかはわからないけれど、睡眠の質が上がったのは紛れもない事実なので、「この人のアドバイスは全部聞こう」と思いました(笑)。
--土地から風水にこだわり、デザイン性や暮らしやすさも妥協せずに快適な風水の家を建てたM様ですが、家づくり成功の秘訣は何だと思われますか?
素直であることかな。大きな買い物なので、家づくりについて自分で熱心に勉強される方も多いと思いますが、頭でっかちになってプロの言うことを聞かなくなる方がいらっしゃる。これでは家づくりは上手くいきません。ある程度の知識は持っていた方が良いですが、やっぱりその道のプロに要所、要所でアドバイスをもらいながら決めていくべきだと思います。
--「風水のプロ」にアドバイスをもらいながら家づくりをした方が良いということでしょうか。
うーん、「風水と家づくりのプロ」かな。風水に詳しくても、家づくりの素人だと上手くいかないと思います。風水的に最高だけど住みにくい家なんて、誰もほしくないですからね。
反対に、最高の間取りだったとしても、風水を無視したつくりの家には住みたくありません。
どちらも大切だと思うので、どちらにも詳しい方に家づくりをお願いしたいと思いました。
--信頼できるプロを見つけて、相談しながら建てましょうということですね。
そうですね。風水って、外構が数十センチずれただけでも意味が変わってくるらしいので、素人が判断するのは難しいかなと。
私は信頼できる風水と家づくりのプロに聞くのが一番効率が良いと思ったので、アンジコアの山根先生を選びました。
おかげ様で新居に引っ越してからは不動産経営もますます上手くいっていますし、家族みんなも元気に暮らしていますので、山根先生には感謝しています。
--今でも山根先生とお会いする機会はあるんですか?
ええ。アンジコアさんはOB向けのイベントを実施しているので、よく顔を出しているんですよ。家を建てたお客さんのことも大切にしてくれるなんて、ありがたいことですよね。ほかのOBさんたちも感じの良い方ばかりなので、イベントは毎回楽しみにしています。
取材協力
もくもく村
(株式会社アンジコア)
株式会社アンジコアが運営する漆喰や無垢などの自然素材で建てた無添加住宅やログハウスが見学できる展示場。先人たちの経験を基に導き出す風水を大切にして作った自然の中にある6棟の展示場をリアルに体感することができます。
同サイトでは、風水にも精通する山根維随代表に協力を依頼し、家づくりに取り入れるべき風水などについて伺いました。
シックビル症候群にかかった経験から、シックハウス症候群に苦しむ人を救いたいと考え、住宅事業に参入。化学物質による健康被害を防ぐため、自然素材を使った無添加住宅を提案しています。
さらに「家を建てるご家族の幸せのために、風水を取り入れるべきだ」という結論に至り、理論を修得。
風水の観点から見た「良い土地」探しから請け負い、質の高い家を提供しています。