金運・健康運・仕事運に恵まれた家を建てる!風水の家マニュアル【完全版】
風水や家相のサイトや雑誌に掲載されている、玄関の運気アップの秘訣についてまとめました。
風水と家づくりの専門家から見ると、思わず苦笑いが出てしまうような信憑性の低い話もあるようですが、プロの話を聞く前に、どのようなことを実践すると良いとされているのかを知っておきましょう。
気は玄関から入ってくるため、風水において玄関はとても重要な役割を担っています。玄関が良くないと、家運に影響を及ぼすので、玄関は吉方位に向けると良いとされています。
吉とされるのは、東、東南、南、あるいは西、西北です。鬼門となる北東は避けたほうが良いのだとか。
部屋から見て、玄関の左側に下駄箱や植物、絵、置物などを置き、左側の印象を強くするようにします。とくに花や観葉植物を置くと、陽の運気を満たしたり、悪い運気を吸収したりするそう。備え付けの下駄箱が右側にある場合は、左側に大きめの絵やオブジェなどを置いて左右差をなくしましょう。
天井まであるシューズクローゼットの場合は壁とみなされるので、右側にあってもかまいません。
自然光が入り、風通しが良く、明るい玄関が理想的。
ただし、玄関から部屋の窓が見える間取りは、金運などさまざまな運気を逃してしまうといわれています。その場合は衝立や大きめの観葉植物などを置いたり、のれんやカーテンで仕切ったり、扉がある場合には閉めておくと良いでしょう。
自然光が入らない場合は、照明を使って明るい印象にすることもできます。
「気」の入り口である玄関は、家の運気の基をつくる場所でもあります。風水的に良い気を招き入れることができる玄関とは、どのような間取りなのでしょうか?家づくりと風水の専門家である山根先生に、正しい風水の知識に基づく理想の玄関について伺いました。
山根先生に聞く!
正しい風水講座
玄関はエネルギーが入ってくる場所ですので、家の中で最も重要です。
ただ、どの方角に玄関を置くのがベストかは、地場によって全く異なりますので、方位だけで決めてしまうのは大変危険です。
吉方位は国によって違い、家相はあくまで気休めに過ぎないと考えると、「昔からこういわれているから」という迷信的な家相にはめて考えるよりも、 周りの家の建ち方、道路がどうなっているか、高低差がどうなっているか、植物や石がどう置かれているか、また空気の流れはどうかなど、あらゆる諸条件を鑑みて玄関の位置を慎重に決めていくことが重要です。
言い換えれば、諸条件の何か1つが少しでも変わることで、どこに玄関を置くのがベストかもまったく変わってしまうということ。
一つ例えると、玄関の入り口は1つにするべきです。
最近はエントランスクロークを設けるお家が増えていますね。靴以外にもさまざまなものを収納でき快適にはなりますが、注意しなくてはならないのが玄関以外の入り口を設けないようにすることです。
玄関はエネルギーが入ってくる大切なところです。それを家族専用玄関などを設け、入口を2箇所にするとエネルギーが分散され、渦を巻くようになります。
また、入り口が複数あることでエネルギーのスピードが落ちるため、エネルギーは家の奥まで届かなくなるのです。
ひねたエネルギーがたまるのが家族用玄関となり、そこを好んで通る子どもがひねた性格になったという事例もあります。
ネット上にある風水的に良いとされるインテリアなどは、それを実践することで不安が軽減されたり、気持ちが休まったりするのであれば、取り入れても良いかもしれません。家族が仲良く、心身ともに健やかに暮らすことが一番ですから。
玄関に花を飾るのは風水的にもおすすめですが、ドライフラワーは×。空間の空気を枯らしてしまいます。
濡れた傘には陰の気がこもるといわれているので、傘立ては玄関の外に置くのがベターです。
余計なものがなく、整理整頓された清潔な玄関が運気を呼び込むといわれています。必要のない靴は下駄箱に入れ、明るさと清潔感をキープするよう心がけましょう。
鏡は身だしなみチェックするためだけのアイテムではなく、玄関を広く見せたり良い気を招いたりするパワーがあります。招き入れた良い気をさらに増やすのも鏡が持つ役割の1つです。
運気を呼び込むには、鏡はいつもきれいに磨かれていることが大前提。映りが良くなり、光を大きく反射するので、良い気を取り込むといわれています。
玄関に入って左側に鏡を置くと金運や財運が、右側に置くと仕事運や健康運をアップさせるそう。ただ、玄関の正面に置くと気を跳ね返してしまいます。合わせ鏡もNG。気が往復して停滞してします。
観葉植物には、空気をきれいにするほか、良い気を呼び込む効果もあるといわれています。玄関にスペースがあるなら、観葉植物を置いてみましょう。
玄関に置くなら、良い気を呼び込みやすい丸い葉の観葉植物が良いとされています。おすすめは、大きな葉とトロピカルな雰囲気を持ち、丈夫なオーガスタや、育てやすく、ボタニカル柄の葉っぱのモチーフにもなっているモンステラ。モンステラは金運や恋愛運に強いといわれています。
このほか、金運や仕事運アップのパワーをもつパキラ、恋愛運アップの幸福の木、空気清浄効果や厄除け効果のあるサンスベリアも玄関にぴったりです。
逆に、サボテンといったトゲトゲしたものは避けたほうが良いでしょう。
土地探しからとことんこだわって建てられたのが鴨川市のM様邸です。基礎部分には浄化作用を持つ水晶を埋め込み、室内は調湿・脱臭効果のある漆喰を使うなど、良いエネルギーが満ちるように考えて建てられています。
「山根先生と一緒に土地探しにこだわった」とおっしゃるのが、施主のM様です。山根先生からは「玄関からダイレクトに居間に入るような間取りは避ける」といったアドバイスを受けられたそう。風水と家づくりのプロである山根先生のアドバイスをもとに建てられた家は、M様とご家族にどんな影響を与えているのでしょうか。
施主にインタビュー!風水設計の家づくりでこだわったポイントとは
玄関の間取りを決める際は、広さや靴の収納スペースなどに目がいきがちですが、外から良い気を招き入れるための入り口だと考える必要があります。
取り込んだ良い気を家全体に巡らせることが重要なので、リビングと同じくらい玄関にもこだわって間取りを決めましょう。
敷地が道路に面している場合は、玄関と道路との間に気を練るための空間(明堂)を設けることも大切です。道路は多くの人が行き交い、雑念が渦巻いている場所なので、玄関が近いとそういった良くない気までストレートに入ってきてしまう可能性があります。
また、山根先生がおっしゃっていたように、方角ありきの家づくりはおすすめできません。周辺環境や暮らしやすさなどを考慮すると心地良い家ができます。
もちろん、風水的にNGな要素もありますので、風水に詳しい住宅会社に家づくりをお願いしてくださいね。
取材協力
もくもく村
(株式会社アンジコア)
株式会社アンジコアが運営する漆喰や無垢などの自然素材で建てた無添加住宅やログハウスが見学できる展示場。先人たちの経験を基に導き出す風水を大切にして作った自然の中にある6棟の展示場をリアルに体感することができます。
同サイトでは、風水にも精通する山根維随代表に協力を依頼し、家づくりに取り入れるべき風水などについて伺いました。
シックビル症候群にかかった経験から、シックハウス症候群に苦しむ人を救いたいと考え、住宅事業に参入。化学物質による健康被害を防ぐため、自然素材を使った無添加住宅を提案しています。
さらに「家を建てるご家族の幸せのために、風水を取り入れるべきだ」という結論に至り、理論を修得。
風水の観点から見た「良い土地」探しから請け負い、質の高い家を提供しています。